PTA 会長の仕事って?

PTA 会長の仕事は、名前を使われることとお付き合いです。

会長は PTA の組織で一番上に名前が載ってて、式典や行事で挨拶に立つ人です。場合によっては、区や市の大会で挨拶したり発表したりもします。
大きな大会で挨拶や発表を行うのは、学校単位の持ち回り制になっているところが多いです。
そのため、当番があたって非常に忙しい年と比較的ヒマな年があります。

 

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Hans / Pixabay

 

PTA からの文書は基本的に PTA 会長の名前で発行されます。
また PTA の各委員会が出す文書は、PTA 会長と各委員会の委員長の連名で発行されます。
ただし文書を作成しているのは他の人です。

他校の会長との会合やお酒のお付き合いに出たりすることもあります。

公立小学校や中学校の PTA はそのまま地域の役員に組み込まれますので、地域の役員活動やお付き合いもあります。

 

一番偉いの?

平日は仕事があるので、学校関係の実務は母親代表を始めとする女性陣に任せる方が多いです。
なので、たいてい女性が強いです。

新設校でなければ顧問という名前のOBさんもいて、現役会長は使いっ走りになることもあります。
伝統のある学校だと、顧問もたくさんいます。

ただし何かあると名前が出るのは現役会長です。

どうやったら PTA 会長に選ばれるの?

各学校により、定番のルートがあります。次のようなものがあります。

  • 学童の保護者会
  • おやじの会の会員
  • 地元のつながり
  • 立候補
  • 前会長からの推薦

いずれにしても他の委員さんのように公式な場での選考というより、非公式な打診からなんとなく決まる事が多いです。
いろいろなつながりから「あの人はデキそうだ」という人に回ってくる感じでしょうか。

もちろん、立候補などが重なれば投票も行われますが、割合は少ないです。

 任期は?

基本的に1年です。複数年の就任が可能かは学校によります。
PTA 会長は他の役職より実務を行う事が少ないので複数年就任のデメリットが少ないため、数年就任したり、上の子でも下の子でも会長を務めたりすることもあります。