選挙があればお手伝いもある

昨日は衆議院選挙でしたね。私は期日前投票に行ってきました。当日はお手伝いがあったからです。
選挙の立ち会いというのは地域ごとにいろんなやり方があるようで、選挙管理委員会の知り合いに声をかけてバイトとして集められた方のお話を聞いたこともあります。

しかし、PTA役員を含む地域の役員も駆り集められるとは知りませんでした。昨日は一日投票所に座っていました。

 

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shihering0531 / Pixabay

 

地域のお仕事

これはあくまで公立小中学校の役員という地域に密着した立場だからかもしれません。
私の地域では公立小中学校のPTA本部役員は有無を言わさず地域の役員に組み込まれるからかもしれません。

あと、一応地域の役員なので「それなりに信用出来る人」枠に入っているんだよ、とか言われましたが、別に嬉しくありません。
そんな信用より日曜日を返してください。

立ち会いって何をするの?

普通に投票に行かれると目に入ると思いますが

  1. 入場時の身分確認 プライベートなので「それなりに信用出来る人」が必要らしいです。
  2. 投票用紙を渡して説明 正確に渡して説明してほしいので「それなりに信用出来る人」が必要らしいです。
  3. 投票用紙を投票箱に入れるのを見る 記入したものが見えることがあるので「それなりに信用出来る人」が必要らしいです。
  4. 順路案内 正確かつスピーディさらに静かに穏やかに案内してほしいので「それなりに信用出来る人」が必要らしいです。

バイトで呼ばれる地域では「開票の立ち会い」というのもあるようですが、それはありませんでした。選挙管理委員会でなんとかするようです。

場合によっては期日前投票の立ち会いに区役所や市役所に行く当番もあるようです。

拘束時間とかお礼とか

当たり前ですが投票開始前(つまり朝7時前)に集合して、投票終了後(つまり20時すぎ)に解放されます。
最低賃金より少しいい時給とお昼のお弁当がもらえます。コンビニよりはちょっとだけいい仕出し屋さんのお弁当です。
ストーブもついていましたが、カイロとかは別にもらえません。

割と寂しい

最寄りの投票所なので来る人も知り合いが多いですが、目礼以外の挨拶は禁止です。会釈はしたりしたんだけど、もしかしてそれでも怒られるのかもしれない。
当たり前ですが暇つぶしの手段もありません。隣の監視員としゃべるわけにもいかないし、別なところ見る訳にも行かない。
ものすごくヒマです。

「1.入場時の身分確認」はすることが多いのでヒマは少ないかもしれませんが、一生懸命名簿を探さないといけないし、他人のプライバシー丸見えなのでイヤですね。
まぁPTA本部役員で今更他人のプライバシーがどうこうとかあんまり無いですが。もちろん個人情報の漏洩は厳禁ですよ。

お礼とか信用よりも小学生の子供を放り出しさせて日曜日まる一日拘束するとかちょっとやめてほしいですが、今年と来年は覚悟しなければならないようです。
あとは選挙が少ないことを祈るのみです。

あと、選挙後のニュースの見方がちょっと変わりました。
よく「投票用紙の渡し間違い」とか「期日前投票と当日で二重に投票してしまった」とか聞いてなんでそんなミスが起こるのか疑問だったのですが、全部素人がやってるなら納得ですね。
立ち会いの方も緊張してパニックになってたのかもしれません。微妙にかわいそうになりました。
でもミスはいけないんですけどね。

これはあくまで地域によると思いますので、通常の本部役員の仕事には入れていません。
もちろん、PTA役員が呼ばれない地域もたくさんあるはずです。