地区委員

地区委員は地域に密着した作業を行う委員会です。地域委員、校外委員、学区委員というところもあります。

地域との関連が強いため、主に公立の小中学校に存在します。

街並み

jensjunge / Pixabay

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どういう仕事をするの?

文字通り、学区内の地域に関する仕事をします。具体的には、

  1. 廃品回収(資源回収)の運営管理
  2. 防犯パトロールの班編成、実施時のリーダー
  3. 交通安全運動の当番編成、実施時のリーダー
  4. 次年度の地区委員の選出

などです。

次年度の委員の選出以外の仕事は、実際の作業には PTA 役員や委員以外の一般の保護者も参加します。
地区委員の仕事は、当日の作業の準備と、実施時のリーダー役、後片付けです。

また、各作業は実施後に自治体宛の報告書を作成することがあります。
これは地区委員の中でも委員長や副委員長の仕事になります。

 

どうやって選ばれるの?

学区内をいくつかの区域に分け、各区域ごとに1名~数名選びます。
区域は主に住所によって分けられますが、子供の人数により1つの区域の広さは異なります。
大規模マンションなどはそれだけで1つの区域になったりします。

選抜方法は主に、未経験者を除いた投票かくじ引きです。選抜の準備は、前年度の地区委員が行います。

他の委員会経験は基本的に経験としてカウントします。
ただし委員対象者が少ない学校では、別々にカウントすることがあります。

区域は学区を細かく分けるため、1つの区域内の選出対象者は、10~20人程度になります。
未経験者を抜くと、数人しか残らないこともあります。

1年生の保護者は免除されることがあります。
地区委員の選抜は2月から3月の1年生が入学する前に行われることがあるためです。
その場合、任期は年度をまたいで3月~次年度の2月になります。

 

どのくらい忙しいの?

資源回収や防犯パトロールの頻度により異なります。
防犯パトロールや交通安全運動の頻度は、自治体によりかなり異なるためです。

作業自体は短時間ですが、各作業の準備やスケジューリングのため、委員会で集まることは多くなります。

 

どういう人が向いているの?

担当する区域のお世話役と言った性質がある委員です。そのため、顔の広い人、こまめな人が向いています。
詳しくない人でも、作業をしていくうちに詳しくなります。
また細かい作業が多くなりますので、1つ1つの作業を確実にこなせる人が望ましいです。