完全に免除ではない
最近は保護者のどちらかが、または一家全員が外国人の家族も増えています。
私が役員をしている学校は普通の市立小学校です。
近くにはインターナショナルスクールもいくつもあるのですが、あえて地域の学校に、という家庭も多いです。
子供がクラス名簿に入っているので、保護者には役員の投票や免除申請の案内も配布します。
外国人であることが免除の理由にはなりません。
保護者であれば役員に立候補する権利も、投票する権利も、免除その他の申請をする義務もあります。
日本語ができれば大丈夫
地域の学校に子供を入れるくらいなので、保護者の誰かがひと通りの日本語ができることが多いです。
学校からのプリントは基本日本語ですし、役員選出や免除申請についての説明も日本語です。
PTA活動についても、基本的な日本語でのコミュニケーションができれば大丈夫です。
他のメンバーによっては英語その他の言語でカバーすることもあります。
たいていは免除申請する
実際には「妻が日本語が不自由なので免除をお願いしたい」と日本語で書いて出されることが多いです。
先生との懇談ができていれば大丈夫とは思いますが、意思の疎通が難しそうな場合はメンバーが不足しない限り補欠扱いになることも多いですね。
イスラム系の方は、PTA や学校のお祭りでは宗教的な禁忌に触れることがあるので、免除申請されます。
これは、うちの学校ではよく委員さんが炊き出し用の大鍋で豚汁を作り、振る舞うためです。
これは話し合い、禁忌に触れない範囲で活動していただくか活動自体が無理かを決めます。
学校により行事などが異なりますので、無理にとはいえません。
その他の宗教の場合でも同じで、まず活動を絞って参加していただくことを考えます。
まず活動を理解してもらう
もし免除申請せずに選出された場合は、他のメンバー側も最大限に努力します。
アメリカあたりとは PTA のあり方も全然違うらしいので、まず日本の PTA を理解してもらうことからになりますが。
帰国子女の場合
コミュニケーションができなければ無理と言うことで、保護者が帰国子女の場合はどうなるか。
まだこういう申請が来たことはありませんが、基本的に日本語ができるはずなので、許可は出ないでしょう。
児童が帰国子女の場合は、全く関係ありません。免除にもなりません。
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