学区内での引越しは意外に多い
引越しと言っても、学区が変わらない場合があります。学区内転居と言います。
子供のために学区を替えずにもう少し便利な場所に引っ越す、あるいは持ち家に引っ越すなどの場合です。
評判のいい学区だと多いです。
学区内転居は学校や PTA の選出に関係ある?
小学校は基本的に分団で登校するため、転居が大いに関係あります。
そのため、引越しが決まったらすぐに連絡する必要があります。
PTA の選出では、地区委員は選出時に登校班や住所を基準にしてグループ分けするので、住所が関係します。
転居の情報は学校から伝わるので、わざわざ知らせる必要はありません。
学区内転居については、どのタイミングで引越したかによって処理が異なります。
- 転居時に地区委員をしている場合
- 転居時に地区委員に当選したばかりの場合
- 転居時に学級委員・学年委員をしている場合
- 転居時に役員・委員をしていない場合
それぞれの場合について説明します。
転居時に地区委員をしている場合
地区委員の仕事は自分の班に密着しているので、通常は現住所のある班に所属します。
ただし、地区委員で活動している間に転居した場合は、そのまま続けていただくことが多いです。
活動内容では前の住所の近くに出かけていく手間はかかりますが、それ以外では特に不都合はありません。
本部役員には周りの方から引越しの件について問い合わせがあるかもしれませんが、任期は1年で引き受けたと説明します。
もちろん任期終了後には委員の履歴がつきます。履歴は所属の班が変わっても同じようにつきます。
転居時に地区委員に当選したばかりの場合
2通りあります。そのまま続けるか、引越したため辞退するかです。
そのまま続ける場合
上と同じく、通常は現住所のある班に所属しますが、前の住所のある班でそのまま活動していただきます。
活動内容では前の住所の近くに出かけていく手間はかかりますが、それ以外では特に不都合はありません。
本部役員には周りの方から引越しの件について問い合わせがあるかもしれませんが、任期は1年で引き受けたと説明します。
もちろん任期終了後には委員の履歴がつきます。履歴は所属の班が変わっても同じようにつきます。
引越したため辞退する場合
前の住所のある班では、次点の方に活動していただきます。
現住所のある班では、すでに別の方が選出されているので、その年の活動はありません。
ただし、履歴はつきません。実際に活動した方につきます。
また、次の年度には新しい班でまた選出される可能性があります。
転居時に学級委員・学年委員をしている場合
学級委員・学年委員や、そこから所属する各委員会には、住所は関係ありません。そのまま続けていただきます。
転居時に役員・委員をしていない場合
その年には間に合いませんでしたが、次の地区委員選出時には、新しい住所でリストに入ります。
もちろん、免除要件を満たしていれば免除されます。
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