本部役員って何?
PTA は広報、成人などの各委員会と、各委員会や PTA を束ねる役員に分かれます。
各委員会や PTA を束ねる役職は、本部役員や執行部と呼ばれます。
本部役員は、会長、副会長、会計長、書記長など、責任者の集まりです。
本部役員の選出方法
本部役員の選出方法は次の2通りに分かれます。
- 現在の委員から選出する場合
- 一般の保護者から選出する場合
現在の委員から選ぶ場合
今年度の各委員会のメンバーから次年度の本部役員を選抜する場合です。
たいていは各委員会から一定の人数を選出します。
1年程度一緒に仕事をしているので、お互いに適性やスキル、ある程度の家庭の事情を知っています。
比較的温和な話し合いか、くじ引きになることが多いです。
長所
すでに PTA 活動に参加している人達なので、ある程度活動内容を知っています。
そのため、引き継ぎや仕事はスムーズに進みます。
次の委員会のメンバーにはまた新規の人を選びますが、全員が未経験者になることは避けられます。
また全く適性のない人を選ぶことも少なくなります。
メンバー同士がある程度知り合いのため、会議や仕事の分担も円滑に進むことが多いです。
短所
既に委員を1年やった人の任期がさらに延びることになるので、全体で見れば不公平になります。
知り合い同士が多いので、多少排他的な雰囲気になることもあります。
一般の保護者から選ぶ場合
通常の委員会と同時に、新たな本部役員を選出するところもあります。選出方法には2通りあります。
- 今年度の本部役員が、保護者全体の中から次年度の本部役員(自分の後任)を探す
- 推薦委員という役員選出のための委員会が作成され、推薦委員が保護者全体の中から選ぶ
どちらも未経験者にいきなり電話がかかってきます。最初は辞退する人が多いです。
委員会よりさらに選出が難しくなります。通常の委員よりもなり手は少ないです。
長所
よく知らない同士が多いので、慣れ合いは少ないです。すぐ慣れますが。
委員会からの選抜よりも任期は少なくなりますので、公平です。
短所
全員がPTA活動初心者なので、4月から5月はちょっと大変です。
かなりしっかりした引き継ぎが必要になります。
よく知らないまま担当になるので、行事の進行などは前年通りの現状維持になりがちです。
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